ラモレスカらしいヴィンテージ。一般的なシチリアワインのイメージとは全く異なり、輪郭がはっきりしていて骨格が大きい。
ヴィットリアのような緩さ、軽快さはなく、エトナ以上のポテンシャルを感じます。
今でも素晴らしいが、熟成したら凄そう。
ブドウ品種:Nero d'Avola, Frappato, Grenache
【Lamoresca ラモレスカ】
ベルギーでイタリア料理店を営んでいたフィリッポ・リッツォ。何もかも上手くいっていたフィリッポですが、家族のオリジンであるシチリアの自然環境が侵されている事を知り、遂にシチリアへ移住を決断してしまいます。
2000 年、46 本のオリーブ樹と少しの葡萄畑を購入。友人、フランク・コーネリッセンに醸造を任せてワイン造りを開始。2005 年、パッキーノの葡萄畑を購入し拡大しますが、フランクが離脱する事になり、自分でワイン造りまで担当するようになります。
以前は凄いワインを造ろうという意識が強かったが、今は自分達が毎日飲んで美味しいワインを造りたいと大きく変化したフィリッポ。毎日、家の周辺の畑に出て、汗だくになって作業し、夕方から家のテラスでワインを飲みながら奥さんと食事。理想的なカンティーナ、理想的な人生ですね。
【栽培醸造】
標高430m、海の影響を受けない山のワイン。
収穫は、シチリアではかなり遅い10月中旬。
粒よりで選果して大きなバケツに入れて野生酵母のみで発酵開始。
マセラシオンは30日以上とバローロ並み。12ヶ月間大樽で熟成。ノン・フィルター。