このエリアのカタルーニャ語で狼の谷と言う意味で、畑のあるリューディcoum de loup (同様の意味)からきています。
彼らが植え付けたグルナッシュブランの若木(8年)を全房で8日間マセラシオン(半分はダイレクトプレス)。
ファイバータンクで発酵後、アンフォラで7ヶ月熟成。
マセラシオンの期間の割には穏やかなタンニン、飲み易いオレ ンジワインです。
彼ららしい酸とスパイスのニュアンス。
牡蠣の盛り合わせや生ハムメロンとよく合います。
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン 100%
【La Bancale ラ バンカル】
生産者であるバスチャン バイエは、この地方の若手のなかでも特に他の生産者からの評価が高い。
泥だらけの服と車、それほど社交的ではない雰囲気。まるでペイザン ( 農夫 ) のようだ。
「営業とかサロンとか、苦手なんだよね。畑が 1 番だな。」そう話す彼は、醸造の仕事すら煩わしいほど、奥さんのセリーヌ共々とにかく畑が好きなようだ。
彼らのワインは、いわゆる薄旨系とか言われそうな流行りのスタイル。しかし、マセラシオンカルボニックによる嘘みたいにフルーティなワインとは一線を画す。
軽さと酸を得る為に、比較的早目の収穫。それでも果実を感じさせるバランス感覚。驚くほどアロマティックな白や、軽やかなのに複雑味のある赤。大変シンプル。
さらにこの数年は、とても綺麗な仕上がりが印象的だ。素朴なペイザンの印象の裏には、驚くほど深い地質学や土壌に関する知識と考察がある。
現地では、営業下手のペイザンのワインは、常に取り合い。