アタックのやわらかいミディアム・ボディ、丸みがあり果実味を伴ったフィニッシュへ続く。やわらかい飲み口が特徴の優美なワイン。
2018VTより、樽熟成期間を30ヵ月間に伸ばし、『グラン・セレツィオーネ』(自社畑ブドウ、30ヵ月間熟成などが規定されている)の格付けとしてリリースしている。
品種:サンジョヴェーゼ主体
植樹:1999年、2003年(サンジョヴェーゼ)、1999年、2003年(カナイオーロ)
位置:南、南東、南西向き斜面
土壌:石灰質土壌
ステンレスタンクで10~15日間のマセレーション
ステンレスタンクとオーク樽(15HL)の併用で30ヵ月間熟成
【生産者】Il Palazzino イル・パラッツィーノ
「キアンティ・クラッシコ、ガイオーレ地区にあり、どこよりも古典的で長命なワインを造るモンティ村は、トスカーナ(いや、事実上イタリア)の中でも最高のワイナリーがいくつか存在する」とM.W.ニコラス・ベルフレージが記する。
その標高400m付近に、昔から地元で“ザ・クリュ”と畏敬される畑を所有する生産者。オーナー、ズデルチ家は入念なグリーン・ハーヴェストによる収量制限と、収穫時の徹底した選果を行い、最上の樽のワインのみを自社瓶詰めする。それによりワインはフィネス、温和な優しさ、芳醇、豊かなスミレとラズベリーのブケを湛える。
2006年からラシーヌの要望で、レ・ピエーヴェとグロッソ・サネーゼの二つのトップ・キュヴェを大樽熟成。また2013年以降、モンテヴェルティーネのアグロノミスト、ルジェーロ・マッツィーニの協力で、さらに一段とワインの優雅さと味わいのエネルギー感が向上。歴史あるワイナリーは父アレッサンドロに息子エドアルドが加わった新体制下で、近年劇的な向上を見せつつある。