醸造したプリミティーヴォ種から特に超熟に向きそうなワインを選び、さらに1年間の樽熟成を行う。ブドウを過熟させず、果皮成分を過抽出せず、樽のニュアンスは控えめに、がファタローネのモットーだ。ミュージック・セラピーを伴った樽熟成を経て、黒コショ
ウやクローブなどの熟成香が形成され、さらに炒ったアーモンドの後味がジョイア・デル・コッレ産プリミティーヴォ種の特徴だとパスクアーレは話す。
品種:プリミティーヴォ
植樹:1990年
位置:標高365m
土壌:石灰質
ステンレスタンクで2〜3週間のマセレーション
ステンレスタンクで12ヵ月間、スラヴォニア産オーク樽で12ヵ月間熟成
瓶詰め後6ヵ月間落ち着かせてからリリース
【生産者】Fatalone ファタローネ
ファタローネは、プーリア州ジョイア・デル・コッレの家族経営のワイナリー。
畑は二つの海から吹き込む風が交差する丘陵地にあり、石灰と赤土、海洋化石を含む岩盤の上に広がり、数世代に渡りオーガニック栽培を続けてきた(認証は2003年に取得)。
プリミティーヴォにおいては二番果“ラチェーミ”も重要な存在であり、取り除くことなく二番果を樹上に残しておくことが、アルコール度数15%を超えるようなプリミティーヴォ酒に飲み心地をもたらす”鍵”となる。ブドウを過熟させず、抽出をしすぎず、樽の使用は控えめに。
ジョイア・デル・コッレのプリミティーヴォでなくては到達できないバランスのワインを目指す。