グルナッシュに比べて、よりインキーな黒さのある色合い。
スパイスやナッティーなニュアンスもある香り。
Syrah du Sud=南のシラーを文字って、Sierra du Sud=南の山脈と名付けたのは、コート・デュ・ローヌでは品種名のラベル表記が認められていないから。
品種:シラー100%
植樹:1980年代~2010年代
位置:標高350m
土壌:粘土質、石灰質
除梗後セメントタンクで2週間のマセレーション
セメントタンクで7ヵ月間熟成
一部木製樽熟成
通常はイースターの後に瓶詰め
【生産者】Domaine Gramenon ドメーヌ・グラムノン
ドメーヌ・グラムノンはローヌ南部でも北側のエリアにセラーを構え、東に向かえばAOPヴァンソーブルからアルプスの麓へと続くエリアで、ブドウの、特にグルナッシュの栽培に適した地域だとされてきた。そのおかげで1978年の彼らのドメーヌ設立時にも樹齢100年を超えるゴブレ仕立てのグルナッシュの畑を入手することが出来た。気候に適した品種が栽培されてきたことで、現在で言うバイオロジック栽培が、”普通の“栽培方法とされてきたからこそブドウも長寿で、畑の状態もとても良かったのだ。
彼らの造り出すラ・メメをはじめとするトップキュヴェは飲み手の嗜好を問わず、南仏の偉大なグルナッシュとして畏敬を集めた。
2000年代に入ると気候変動へと対応していく必要を感じ始め、2010年にバイオダイナミック認証を取得。2023年にはミシェル=オーベリー・ローラン夫人はも40年以上の醸造家人生を終え、息子のマキシムへとワイナリーの運営を手渡した。