イチゴや花の香り、果実味とスッキリとした酸が特徴の最高のワインです。ヤマブドウ由来の複雑な香りも。相澤一郎氏の息子、龍之介くんの名前から命名。
ぶどう品種:山幸(やまさち)
山幸はヤマブドウと清見から生まれた日本のワイン用ブドウ品種。北海道十勝・池田町で開発されました。2020年にはOIV(国際ブドウ品種登録協会)に正式に登録され、日本のブドウの中では甲州、マスカットベーリーAに続き3番目の登録の快挙となりました。耐寒性・耐凍性に優れ、複雑な香りと力強い酸が特徴ですが、相澤ワイナリーでは複雑さを残しつつも飲みやすく優しい味わいに仕上げています。
【醸造】
無農薬栽培の山幸を40日間全房でMC(マセラシオンカルボニック)、プレス後ステンレスタンクで野生酵母によるアルコール発酵、古樽で5カ月間熟成させて無ろ過無清澄で瓶詰めしました。瓶詰時に酸化防止剤(SO2)極少量使用。例年はロゼワインでしたが2024ヴィンテージは完熟した山幸で色が濃く出ているので赤ワインとして販売します。
【相澤ワイナリー】
北海道十勝・帯広市に拠点を構えるワイナリー。約20年前、ヤマブドウを愛する父・相澤龍也氏が、未開墾の畑に山からヤマブドウを移植し、ブドウ栽培を始めました。現在は息子の相澤一郎氏が栽培・醸造を担当しています。未開墾の土地で一から畑を始めたため、畑は完全無農薬・無化学肥料栽培です。
帯広市は北海道の中でも特に寒さが厳しく、冬はマイナス30度になることもあります。この寒さのおかげで害虫やカビの発生が抑えられ、完全無農薬でのブドウ栽培が可能となっています。
ヨーロッパ系品種はこの寒さに耐えられないため、相澤ワイナリーでは寒さに強いヤマブドウのほか、ヤマブドウ由来の品種である山幸、清舞を栽培しています。これらの品種は酸味が強く非常に個性的ですが、相澤ワイナリーは徹底した選果と厳選された醸造方法により、非常に繊細でクリアな味わいのワインに仕上がっています。